旅行先を決めるに当たって、根強い人気があるのが、世界遺産ですよね。
そんな世界遺産ですが、NHKの調査によると、
日本人に一番人気のある、一番行きたい世界遺産はペルーのマチュピチュなんだとか。
空中都市 マチュピチュとは
マチュピチュは空中都市といわれています。
それは山裾からその姿が見えないためなんです。
尖った絶壁の山々がそびえるウルバンバ渓谷の山間、
標高2,280mの頂上にあるマチュピチュ。
マチュピチュとは老いた峰を意味するそうです。
マチュピチュまでの道のりは、
クスコからマチュピチュ下の村、アグアス・カリエンテスまで列車で3時間半。
列車を降りてバスに30分ほどゆられるかトレッキングをしてなんとかたどりついて、狭い入り口を5、6分進むと、
マチュピチュ遺跡は忽然と、目の前にその姿を現します。
あまりにも突然、そのすばらしい景観を目の当たりにするので、
その感動はとても口では言い表せないものとなります。
その圧倒的な景観は、宮崎駿監督の名作アニメ「天空の城ラピュタ」のモデルともなったとか。
全体を眺めるためのヘリで回るマチュピチュ ツアーもあったのですが、
2006年9月に禁止されています。
マチュピチュの遺跡
この遺跡は、スペイン人から逃れるために、
あるいは復讐の作戦を練るために、
インカの人々が作った秘密都市だったともいわれていますが、本当のところはいまだベールに包まれています。
16世紀半ば、インカの人々は高度な文明が栄えたマチュピチュを残し、さらに奥地へと消えてしまったのです。
その後400年以上にわたって人の目に触れることなく、1911年にアメリカ人歴史学者ハイラム・ビンガムが初めて見た時には、草に覆われた廃虚となっていました。
マチュピチュにまつわる多くの謎は、未だに解明されておらず、いまでもその全貌はわかっていません。
マチュピチュの総面積は5平方km。
その約半分の斜面には段々畑が広がり、
西の市街区は神殿や宮殿、居住区などに分かれ、周囲は城壁で固められています。
マチュピチュへ向かう基点になるクスコの街は、ペルーの首都リマから飛行機で移動することになります。
その標高たるは3,360メートル。
富士山なみですね。
そんなことで、
高山病にかかる人も多いため、酸素持参で旅をする旅行者も多いのです。
クスコは11〜12世紀頃に建設され、太陽神を崇拝するインカ帝国の都として栄えました。
ケチュア語で「ヘソ」を意味するこの都市には、
帝国内のあらゆる地方から人々が集まり、まさに世界の中心地とされていたのです。
しかし、16世紀になるとスペイン人の征服がクスコにも及び、
インカ帝国は滅亡することになりました。
征服者たちは、太陽の象徴である黄金で彩られた神殿や宮殿を破壊し、
金銀を手当たりしだい略奪した挙句、
インカが築いた精巧な礎石の上にスペイン風の教会を建設していきました。
インカ時代の美しく精巧な石組みと、
スペインのコロニアルな建築物が融合したクスコには、そういった悲しい歴史のいわれがあるのです。そのためか、クスコには独特な雰囲気を醸し出しています。
文字を持たなかったインカの人々。
アニメの「太陽の子エステバン」や「天空の城 ラピュタ」のごとく、
神秘に包まれているからこそ、その魅力はたとえようもなく私たちを捉えて離さないのかもしれません。
マチュピチュの日の出 動画
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Filed under: 旅行術 on May 21st, 2007